当院では、どのような患者様にも拡大鏡（カールツァイス）を使用して治療を行います。
拡大鏡を用いることで、通常の視野では確認しにくい細かな部分まで見逃さず、むし歯をしっかり取り除けるようになります。
必要以上に歯を削り過ぎることを防ぎ、健康な歯質をできるだけ残す方針を大切にしています。

マイクロスコープを導入しているため、歯の中の状態や歯根部分まで拡大して診断できます。
むし歯以外にも、歯周ポケットの奥深くで起きている炎症や、歯と詰め物の境目などを細やかにチェックし、取り残しを防ぎます。
複雑な治療でも、しっかりと視野を確保することで、歯の寿命を延ばす結果を目指しています。

院内に独立した自費専門の技工士がいるため、詰め物やかぶせ物などの精度を高い水準で仕上げられます。
患者様の歯の色や形に合わせて微調整を行えるので、見た目が自然になりやすいのが特長です。
むし歯による大きな欠損部分を修復する際にも、機能と美観を考慮した治療結果を目指しています。

むし歯で歯を失った場合などは、補綴物（かぶせ物やブリッジなど）で歯の形態を再現します。
このとき、噛み合わせをしっかりと調整することで、他の歯に余計な負担がかかるのを防ぎ、全体の調和を保ちます。
専属の技工士と密に連絡を取り合い、噛み合わせや色合いを考え抜いた補綴物を作るため、患者様にとって快適な仕上がりとなるよう努めています。

むし歯治療では、できるだけ痛みを抑えるために電動注射器を使っています。
一定の速度で麻酔液を注入するため、注射時の不快感を減らし、ストレスの少ない治療を目指します。
また、エルビウムヤグレーザーを用いることで、歯を削る際の痛みや振動を和らげます。
痛みに敏感な方や、通常の治療で不安を感じる方にも配慮した方法で処置を行っています。

インプラントを活用した治療は、むし歯治療や歯周病ケア、矯正などと組み合わせることで、より包括的な効果を発揮します。
歯が抜けた部分を補うだけでなく、噛み合わせ全体のバランスを整え、一生涯使える歯並びを構築することを目指しています。

歯並びの乱れが原因でむし歯になりやすい箇所がある場合、矯正が有効なケースもあります。
当院は矯正歯科医が定期的に来院し、必要に応じて治療を組み合わせられます。
見た目だけでなく、ブラッシングしやすい環境を作り出すことがむし歯や歯周病の予防につながります。

むし歯は、適切なブラッシングや食後のケアを続けることで予防可能です。
糖分の多い食べ物や飲み物を摂取した後は、特に念入りに歯を磨き、プラークをしっかり除去することが大切です。
衛生士担当制によるアドバイスを活用し、ご自宅でも再現しやすいケア方法を身につけてください。